アプトの道を楽しもう!
ウォーキングは運動が苦手な人でも気軽にできるので、ダイエットや健康維持を目指す人に人気があります。
景色を見ながら楽しく歩ける遊歩道の中に、アプトの道と呼ばれるところがあります。
アプトの道というのは、横川駅から碓氷峠まで続く遊歩道のこと。
途中には廃線跡があり、ハイキングを楽しめるスポットとして知られていました。
険しい場所ではないので、女性や家族連れにも歩ける簡単なコースです。
アプトの道を全部制覇しようと思うと約1日かかりますが、片道だけとか下りだけというように、自由にコースを決められるのも魅力です。
途中には休憩できる場所もありますので、今度の休みにアプトの道を楽しんでみてはいかがでしょうか。
アプトの道おすすめコース
初めての人でも気軽に行けるコースとして、横川駅から出発して、半日あれば回れるお手軽コースを紹介します。
まずはJR信越本線・横川駅まで行きましょう。
駅からはタクシーを利用することになりますが、駅に待機しているとは限りません。
いない場合は駅から電話をすれば迎えに来てもらえます。
ハイキングなのでそれなりの装備は必要ですが、おいていきたい荷物がある場合は、駅近くにある観光案内所で1人300円で荷物を預かってもらえます。
観光案内所では、体験プログラムの予約などもできるので、荷物がなくても立ち寄って行くことをおすすめします。
タクシーで、めがね橋を目指します。
アプトの道のみどころ
今回おすすめするアプトコースは、半日あれば回れるお手軽コースながら、みどころがいくつかあります。
最初に行くめがね橋、そこから徒歩18分ほどのところにある碓氷湖、さらに20分歩くと峠の湯という温泉があります。
とりあえず先に進むと旧丸山変電所があって、そこからゆっくり周りの景色を楽しみながら20分ほど歩けばスタート地点の横川駅に到着です。
最初のみどころめがね橋は、レンガを200万個以上使って作った、高さ31m・長さ91mという巨大な橋です。
明治25年に完成してから、今も変わらぬ姿を見せてくれます。
めがね橋から、いよいよアプト道の廃線ウォークのスタートです。めがね橋の上を歩いて、トンネルを3つ超えると、碓氷湖が見えてきます。
秋は紅葉の名所としても知られるスポットです。
湖周辺にはトイレや休憩所、売店もありますが、ゆっくり休みたいならもう少し頑張って、峠の湯まで行けば温泉に入れます。
レストランもあるので、食事をして温泉に入りのんびりというプランも可能。
温泉でゆっくりしたら、次は旧丸山変電所を目指しましょう。
温泉から旧丸山変電所までは約15分、レトロな雰囲気を楽しんだら帰りは、トロッコに乗って横川駅までいけますが、一旦峠の湯まで戻ってから乗車になります。
旧丸山変電所を経由する場合は、徒歩で行くことになります。