奥入瀬渓流の特徴
奥入瀬渓流とは、十和田湖湖畔から焼山にかけて、清流や滝を形成しながら流れる14kmの流れのことを指します。
国の天然記念物および名勝として指定されている奥入瀬渓流には、樹林の間を流れる清流や存在感のある岩、そして美しい滝など数多くの見どころがあるスポットです。
奥入瀬渓流に沿って遊歩道が整備されているため、全国各地に存在する渓流の中でも散策しやすい渓流として知られています。
新緑の美しい季節から秋の紅葉まで、自然の彩りを存分に楽しむことができます。
奥入瀬渓流の楽しみ方
奥入瀬渓流を全力で楽しむためには、散策ルートや散策方法を事前に決めておくことをおすすめします。
子ノ口から焼山までの14kmのルートは一本道となっており、徒歩で進むと約4時間かかります。
遊歩道がきちんと整備されているので、体力に自身がある方や時間に余裕がある方はぜひ徒歩で散策してみてください。
初めて訪れる方や体力にそこまで自身のない方には、レンタサイクルの利用がおすすめです。
子ノ口から焼山までの区間には、いくつか休憩所や観光案内所が設置されています。
そこでは電動自転車のレンタルを受け付けているので、徒歩よりもライトに散策したい場合は利用してみましょう。
最初からレンタサイクルを利用すれば、約2時間で散策を終えることができます。
自転車の返却は借りた場所以外の休憩所でも可能となっていますので、折り返す必要がないというのも好ポイントです。
のんびり散策するよりも効率を重視したいという方には、車やバスの仕様がオススメです。
遊歩道に沿って車道も用意されている他、散策区間には一時駐車スペースも用意されているので、効率よく散策を楽しめることができます。
ただし、バス利用の場合は出ている本数が少ないため、立ち寄りたいスポットの選出とバスの時刻表のチェックを忘れずに行うようにしましょう。
また、奥入瀬渓流の散策を安全・快適にするためには、服装や持ち物のチェックも忘れずに行うことが大切です。
散策の服装は夏でも長袖・長ズボンがおすすめで、靴は歩きやすいようにスニーカーなどで行くとばっちりです。
登山のような本格的な服装にしなくても大丈夫ですが、自然の中を歩くという意識を忘れずに服装を選ぶようにしましょう。
特に夏場は蚊やアブが発生していますので、虫よけも忘れずに持っていくことをおすすめします。
奥入瀬渓流までのアクセス方法
車で向かう場合は、青森空港から約90分の所要時間で到着することができます。
バスで向かう場合は、青森空港から青森駅までは路線バスを使用し、青森駅到着後はJRバスに乗り換え奥入瀬渓流館で下車します。
また、八戸駅や新幹線の到着駅である新青森駅からもJRバスが出ています。