1度は行きたい与論島
与論島は、沖縄にある周囲約23kmのサンゴ礁が隆起してできた島になります。
沖縄に何度も行ったことがある方でも、その美しさには驚いてしまうほどの青い空に映える白い砂浜と透明度の高い海が魅力です。
多くの方は、与論島は沖縄県に属していると思われがちですが、なんと与論島は鹿児島県に属しています。
沖縄・那覇空港からアクセスが良いため、那覇経由のフライトで行く方もいれば、奄美群島をフェリーで旅する際に立ち寄る人もいるため、沖縄県と間違われている方が多いのかもしれません。
与論島の砂浜はどこまでも美しいので、何時間眺めても飽きない魅力があります。
日本にそんな砂浜があるの、と多くの方が驚くでしょう。
干潮に近い時間になると、白砂による薄いブルーの海がとても美しく見えるスポットへ変化し、さらに虜になります。
与論島と言えば百合ヶ浜
百合ヶ浜は大金久海岸の沖合約1.5kmの場所に大潮の干潮時だけ現れる白砂の島のことを言います。
普段は海面下にあり、見えないことから「幻の島」とも言われています。
百合ヶ浜にはボートで行って、30分から1時間後に同じ船で戻るという流れです。
海の上の島なので日差しを遮るものが周りにないため、日焼け対策や飲み物は準備しておきましょう。
白砂には空よりも青い海があり、透明度の高い海水が太陽の陽射しを受けてキラキラ輝かせるのがまた幻想的です。
どこまでも真っ白な浅瀬が続いており、思わず楽園と言ってしまいそうな景色が広がっています。
この百合ヶ浜が見られるのは春から初秋にかけての限られた期間だけになります。
夏には梅雨や台風が来るため、ベストなタイミングで百合ヶ浜を見られる方は幸運かもしれません。
天候が安定し、人も比較的に少ない4月か5月頃がオススメの時期です。
百合ヶ浜へはボートでどうぞ
百合ヶ浜には大金久海岸からボートで行くのがオススメです。
事前にスケジュールがわかっている方は予約しておくと安心できますね。
また潮の引きが大きい時は、ボートが海岸まで来られない場合もありますが、その場合はボートがギリギリ海岸に近づける場所まで浅瀬を歩いて乗船します。
ボートが海岸に来られないからといってがっかりする必要はなく、むしろ乗客は楽しみの1つとして盛り上がりながらボートに向かうそうです。
グラスボートなら船の底から熱帯魚も見ることができたり、船長がウミガメを探してくれたり、百合ヶ浜上陸以外でも楽しいイベントを味わえます。
条件が良ければ大金久海岸から百合ヶ浜まで歩いて渡ることもできるそうですが、1.5kmの距離を海の中を歩くことは大変です。
到着できたとしても、帰りの体力が残っていないためボートを利用される方がほとんどです。
百合ヶ浜を満喫するためにもボートを利用することをオススメします。
百合ヶ浜以外にもオススメスポットがあります
与論島を代表するのは百合ヶ浜ですが、百合ヶ浜に行けなくてもシュノーケルやダイビングなど、海を満喫できるものはたくさんあります。
百合ヶ浜へボートが出る大金久海岸から車で約5分の皆田海岸は、浅瀬が続いていて、波の影響も少ないのでマリンスポーツにオススメです。
また皆田海岸でアクティビティを提供されている「SUPよろん」では、SUP体験やウミガメ・クマノミコースがあり、経験者向けには百合ヶ浜SUPツアーもあります。
ウミガメとは90%以上の確率で遭遇でき、ぜひウミガメに会ってみたいという方はぜひ参加してみてください。
百合ヶ浜に行く際には事前に出現する時期を調べてから行きましょう。
時期や時間によって表情を変える百合ヶ浜なので、自分の好みの時期や時間に合わせて行ってみるのもいいかもしれません。